お店のウリは、「回転寿司以上、高級ずし未満」です。若い女性を中心に人気を集めている新感覚のすし店が、広島市に27日、オープンしました。
回らないお寿司をリーズナブルに…。職人が一貫ずつ手作りにこだわり、シャリが隠れるほどに厚みのある玉子はなんと80円です。
JR広島駅すぐそばのJPビルディング1階にオープンしたのは、「すしやコトブキ」です。
末川徹 記者
「店内入ってすぐの場所にテーブルカウンターがあります。キッチンを囲むようなつくりとなっていて、特徴的です。おしゃれな居酒屋に来たような感覚です。目の前には、おすしのネタがズラリと並んでいます。新鮮です。選ぶのに困ってしまいます」
2021年、大阪に1号店が誕生してから、全国で5店舗目として広島に初上陸です。おすしは、世代を問わず人気の食ですが、「すしやコトブキ」は、特に若い女性客の利用が多いそうです。
すしやコトブキ 坂之上颯流 店長
「20代～30代の女性で高級ずしに入るのはいきなり厳しいと思うが、高級ずし並みのクオリティーを気軽な値段で楽しめるというのが強み」
そのなかでも、値段以上にボリューム感があると人気の「なだれ寿司」をいただきました。
末川徹 記者
「おいしい。すしのネタが1つひとつ味がしっかりしているが、柔らかくて、とても食べやすいです。酢飯との相性も抜群。サーモンやマグロなど、口の中にいっぱい海の幸が広がった感覚です」
このほか、ドライアイスの煙を雲海に見立て、思わずSNS映えを狙いたくなる「和牛ユッケ」など…。ドリンクも定番から広島限定メニューまでおよそ50種類が取りそろえられています。
すしやコトブキ 坂之上颯流 店長
「お客の前でパフォーマンスをすると、動画を撮るなど楽しめると思う。（SNS）で拡散してもらえるメニューを考えた」
安さを追求しつつ、仕込みから味付けまでこだわった一品を…。「すしやコトブキ」は、土日祝日を含めた年中無休で開かれています。
