第105回全国高校野球選手権青森大会は最終日の27日、青森県弘前市のはるか夢球場で決勝を行った。八学光星が延長十回タイブレークの末、八工大一を3-2で破り、2年連続12回目の優勝を飾った。
優勝12回は、青森山田の11回を上回り青森県最多。昨夏と同カードの八戸勢対決となった決勝は八学光星が四回、青木の中前適時打で先制。七回は西尾の左前打で1点を追加した。2-2の十回は1死二、三塁の好機で、池田が左前適時打を放ち勝ち越しに成功。このリードを、先発洗平の負傷で四回から継投した岡本が守り切った。
八学光星は8月6日から兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開かれる全国高校野球選手権に青森県代表として出場する。組み合わせ抽選会は同3日に行われる。
青森大会には連合1チームを含む48チーム(54校)が出場。声出し応援が4年ぶりに解禁され、球児たちのプレーを後押しした。