福井県永平寺町の福井県立大学永平寺キャンパスの実験研究圃場(ほじょう)で、約2万5千本のヒマワリが見頃を迎えている。7月27日朝には地元の御陵幼児園の園児21人が訪れ、黄色い大輪に囲まれ、「きれい」と笑顔の花を咲かせた。
圃場の連作障害回避や土壌改良のため、同大生物資源学部の塩野克宏教授(44)らが昨年から緑肥としてヒマワリを育てている。今年は約75アールのうち約15アールで栽培し、今後も区画を変えながら続ける予定。
園児らは、自分たちの身長と同じくらいの高さに育ったヒマワリ畑を散策した後、摘み取った花を1輪ずつもらった。一般公開は28日午後4~6時半にも行われ、花を摘み取ることもできる。