花巻東、甲子園活躍誓う グラウンドで高校野球岩手大会V報告

生徒らに優勝を報告する花巻東高の野球部員

 第105回全国高校野球選手権記念岩手大会で優勝した花巻東高(小田島順造校長、生徒712人)の野球部員は27日、生徒や教員に応援への感謝を伝え、4年ぶり11度目となる夏の甲子園での活躍を誓った。

 花巻市松園町の同校グラウンドで壮行式が行われ、部員が全校生徒と教員らの拍手を受けながら入場。代表から優勝旗、盾、賞状を受けた小田島校長は「精鋭が集う甲子園でプレーを見てもらおう」とあいさつした。

 生徒会長の上田明日海(あすか)さん(3年)は「岩手から日本一をつかむため応援していく」と激励。生徒たちは応援団長の千葉礼星(らい)さん(同)を先頭にエールを送った。

 千葉柚樹主将(同)は「皆さんの応援で勝つことができた。甲子園でも一戦一戦戦い抜き必ず優勝する」と決意した。

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