日光のおさるランド、猿山を改装 ヒツジやウサギと触れ合えるアニマルバレーに

ヤギなどと触れ合える「アニマルバレー」=日光市内

 日光市柄倉(からくら)のテーマパーク「おさるランド&アニタウン」を運営する「おさるランド」(日光市柄倉、村崎太郎(むらさきたろう)社長)は27日までに、施設のシンボル・猿山をリニューアルし、さまざまな動物と触れ合える「アニマルバレー」をオープンした。

 同パークは昨夏、カピバラやペンギンなどサル以外の動物を公開する「アニタウン」を新設し、おさるランド&アニタウンとしてリニューアルオープンした。動物に親しめる場を増やすため、猿山を改装した。

 猿山は5メートルほど掘り下げた広さ約80平方メートルの場所に整備されており、これまで来園者は猿山を見下ろすような形で楽しんでいた。改装に伴い、数が減ったサルを別の場所に移して、ヤギ、ヒツジ、ウサギ、モルモットを飼育する。さらに業務用通路だった地下道などを通って猿山の下まで降りられるようにして、動物に触れたり、餌をあげたりできるようにした。

 今後、動物の種類を増やし、展示方法も改良していく予定。アニマルバレーの入場は、入園料の他に300円が必要。

 伊畑直樹(いはたなおき)支配人は「施設を段階的に進化させ、サルだけでなく、いろいろな動物と触れ合えることをアピールしたい」と話している。

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