【ビッグモーター】店舗前のツツジなどがなくなる 静岡県が富士店前の植え込み土壌調査実施へ 店側は除草剤の使用を否定

中古車販売大手「ビッグモーター」の店舗前の街路樹が枯れている事例が全国で確認されている問題で、静岡県が富士市の店舗前の植え込みの土壌調査を行うことがわかりました。

県富士土木事務所によりますと7月27日、富士市日乃出町のビッグモーター富士店で現地調査を行い、県道沿いの植え込みにあったはずのツツジなど低木の一部が枯れていたり、なくなったりしているのを確認したということです。聞き取りに対し、店側は、地域貢献活動として2~3か月に1回、店舗前の環境整備を行っていますが除草剤の使用は否定したということです。また、2021年、富士店のオープン準備にあたり、県が交通安全の観点から高木の街路樹については伐採を認めましたが、低木の伐採は認めなかったということです。県は、除草剤がまかれたことで植え込みの低木が枯れた可能性があるとみて、近く専門家に土壌の調査を依頼するということです。

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