【速報】兵庫県がビッグモーター加古川店前で現地調査 県内8店舗が対象、除草剤原因なら「警察に被害届」

ビッグモーター加古川店前を調査する県の職員ら=加古川市内

 中古車販売大手ビッグモーター(東京)の店舗前にある街路樹が不自然に枯れるなどしている問題で、兵庫県は28日午後、同社加古川店(加古川市)前で現地調査を始めた。

 県によると、県管理の道路沿いにあるのは8店舗。それぞれの街路樹の状況について地図サービス「グーグルマップ」のストリートビューなどで確認したところ、うち4店舗の前にある街路樹が周辺に比べて少ない様子が見られたという。

 県は加古川店など全8店舗に赴き、必要に応じて土壌調査も行う方針。今のところ原因は分かっていないが、27日に会見した斎藤元彦知事は「除草剤の散布が原因だとすれば、警察に被害届を出すなど対応したい」と話した。

 4店舗のうちの一つ、宝塚インター店(宝塚市)前では5年前、クスノキ6本が立ち枯れしているのを県が確認。倒木の危険性があるため、県が伐採した。

 この問題を巡っては、神戸市内でも2年前に店舗前の街路樹が枯れていたケースがあったことが分かっている。

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