香港航天科技、衛星製造中心を設立

香港航天科技は7月25日、ASPACE香港衛星製造中心を正式に設立した。26日付香港各紙によると、香港航天科技の文壱川・共同会長兼CEOは記者会見で「香港の税収と人材の誘致は優位性があり、衛星製造とデータサービスのコストを20%余り低減できる」と指摘し、現在すでに15件の受注を受けており、全て商業民用用途であることを明らかにした。最初に製造しているる衛星は来年初めに完成するという。ASPACE香港衛星製造中心は将軍澳の科学園に設置され、敷地面積は約20万平方フィート。30~1000キログラム級の商業衛星製品を1年間に200基余り生産できる。通信、ナビゲーション、レーダー、光学、二酸化炭素検査などの衛星を製造する。

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