大規模買収事件 元広島市議に罰金70万円など求刑

河井克行元法務大臣から現金を受け取ったとして公職選挙法違反の罪に問われている元市議の裁判で、検察は罰金70万円と5年間の公民権停止などを求めました。

藤田博之被告(85)は4年前の参議院選挙で河井元大臣から妻の案里元議員を当選させるための報酬として現金70万円を受け取った罪に問われています。

28日の裁判で検察は「買収目的の資金と認識していた」などと指摘し、罰金70万円・追徴金70万円と5年間の公民権停止を求めました。

一方、弁護側は「受け取った70万円は案里元議員を当選させるための報酬という認識はなかった」などと無罪を主張しました。

判決は来月31日に言い渡される予定です。

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