基準値を超える水質汚染が確認されたとして広島県から「警告」を受けていた三原市にある産業廃棄物最終処分場について、事業者が状況を改善したとして、県は操業の再開を認めました。
三原市にある、安定型産業廃棄物最終処分場です。先月、浸透水から基準値を超える汚染物質が検出されたため、県は操業停止や改善などを勧告しました。
しかし、その後も廃棄物の搬入と埋め立てを続けていたために、県は、今月19日付けで行政指導で最も重い「警告」をしていました。
県によりますと、警告した日とその翌日に実施した検査で汚染物質が基準値を下回ったこと…。そして、基準超過の原因究明とそれに対する改善措置が実施されたなどとして、28日付けで廃棄物の搬入や埋め立て処分の再開を認めました。