モンツァがギリシャ代表DFキリアコプーロスを獲得…流出濃厚カルロス・アウグストの穴埋めか?

[写真:Getty Images]

モンツァは28日、サッスオーロからギリシャ代表DFヨルゴス・キリアコプーロス(27)を1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。今回の契約には特定の条件を達成した場合、買い取り義務が生じる条項が盛り込まれている。

左サイドバックを主戦場とするレフティーのキリアコプーロスは、2019年夏にギリシャのアステラス・トリポリスから買い取りオプション付きのレンタル移籍でサッスオーロへ加入。

初挑戦となったセリエAでも安定したパフォーマンスを披露すると、クラブは買い取りオプションを行使。その後も主力として活躍したが、昨シーズンは徐々に序列を落として、今年1月にはボローニャにシーズン終了までのレンタル移籍。その新天地では加入直後から主力を務めたが、シーズン最終盤は負傷によって離脱を強いられていた。

また、各年代のギリシャ代表に選出されてきたキリアコプーロスは、2020年10月にフル代表デビューを飾ると、これまで7試合に出場している。

現在、モンツァではブラジル人DFカルロス・アウグスト(24)に国内のビッグクラブ行きの可能性が報じられており、キリアコプーロスは同選手の流出を見越した穴埋め補強とみられる。

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