コウノトリ翼折れた?用水路で飛べない状態 福井県鯖江市、歩行は可能

右翼にけがをしたコウノトリの雄=7月29日午前10時半ごろ、福井県鯖江市川去町

 福井県鯖江市の人工巣塔から7月に巣立った国の特別天然記念物コウノトリの雄が、右翼が折れているとみられる状態で同市内の用水路にいるのが発見された。

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 鯖江市によると、7月28日午後1時ごろ、「右翼に異常が見られるコウノトリがいる」と市へ連絡があり足環から7月に巣立った雄と確認した。

 飛べない状態とみられるが、歩行による移動はできているという。

 福井県は今後の対応を検討している。

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