猫の仮装で舞い踊る かほく四季まつり開幕、4年ぶり開催

ダンスを披露する参加者=かほく市役所

  ●地元出身・愛猫家の西田幾多郎にちなみ

 4年ぶりの開催となる「かほく四季まつり サマーフェスタinかほく」(北國新聞社特別協力)は29日開幕し、かほく市内3会場で多彩な催しが繰り広げられた。市役所前のキャッツフェスタ会場では、猫の仮装で舞い踊る「猫にゃんグランプリ」が行われ、市内外のチームが情熱的なダンスやパフォーマンスで会場を沸かせた。

 猫にゃんグランプリは、同市出身の哲学者西田幾多郎が愛猫家だったことにちなみ行われている。

 今年は、ダンスと仮装部門が一つになり、13チームが出場。参加者は、愛らしい猫の耳を着けたり、顔にひげなどのメークを施したりして、息の合ったパフォーマンスを披露した。公立こども園の遊戯にも大きな拍手が送られた。市ふるさと大使のタレント宮崎由加さんらが審査員を務めた。

 キャッツフェスタ、イオンモールかほくの両会場では、歌手の徳永ゆうきさん、市ふるさと大使の氷室一哉さんによるスペシャルライブが繰り広げられた。大海川夏栗橋周辺では、親子らがアユのつかみ取りを楽しみ、外日角海岸では、子どもらが地引き網を体験した。

 最終日の30日は、白尾海岸で白ギス釣り大会が開かれる。猫にゃんグランプリの成績は次の通り。

 ▽グランプリ ZiLity▽準グランプリ MEW▽ダンスキャッツ賞 Available▽仮装キャッツ賞 凛々∞楽々▽審査員特別賞 キッズandばあば

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