土用の丑の日 かば焼き作り追われる 市内の鮮魚店/岡山・津山市

あす30日は土用の丑(うし)。1年で最もウナギが賞味される日を前に、津山市内の鮮魚店などはかば焼き作りに追われている。

戸川町のかめや鮮魚店には7月上旬から注文が入り、週末2日間で計150本以上作る。愛知県産の生のウナギを白焼きにした後、自家製の甘辛いタレを塗ってじっくり焼き上げる。店内には食欲をそそる香ばしい匂いが立ち込める。肝付きで1本3000円から。

ウナギはタンパク質や鉄分、ビタミンなどが豊富で、昔から夏バテ防止のスタミナ食にされてきた。4代目の髙橋芳夫社長は「こだわりの生のウナギは、ふっくらとした焼き上がりになる。精をつけ、厳しい暑さを乗りきってもらいたい」と話している。

予約可で、問い合わせは、同店(℡0868-22-4411)。

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