セルティックでゴールを量産してきた日本代表FW古橋亨梧。
29日に行われたウォルヴァーハンプトンとのプレシーズンマッチでゴールを決めた。その得点シーンがこちら(動画1分13秒から)。
旗手怜央のプレッシングから古橋が高い位置でボールを奪うと冷静なシュートを叩き込む。
古橋はその後にも裏に抜け出して決定的なシュートを放つも惜しくもバーに嫌われた。
1-1の引き分けで試合は終了。試合後、セルティックMFカラム・マクレガーは「チームに亨梧や前田大然、リエル・アバダのような意欲的なランナーたちが多くいる場合、背後を突く1本のパスのほうが早い。常にショートパスを回しているチームにはなりたくない。裏も狙いたい。今日はそのいい例がいくつかあった」と述べていた。
『Football Scotland』では、この試合で好印象を残した6選手をピックアップしており、日本人3選手も指名されている。
古橋亨梧
「彼はプレミアリーグでもやれるのか?今日のエビデンスからすればやれる。
セルティックにとってはありがたいことに日本人ゴールマシーンはどこにも行かないだろう。
スコットランドでの2年間でこの小柄なストライカーはあらゆるディフェンスを痛めつけてきた。ウルヴス戦でも常に脅威になっていた」
旗手怜央
「この上品な日本人MFは落ち着きを体現している。亨梧と同じようにプレミアリーグの大半のチームでやれるだろう。
最終的にセルティックは彼でぼろ儲けをするだろうが、ロジャーズ監督は少なくとも今シーズンはチームに留めることを願っている。
旗手のテクニックは見ていて楽しいし、このプレーメイカーは危険な状況でも常に冷静沈着だ」
岩田智輝
「DF2人が欠場したため、急造の右サイドバックとして起用された。
彼はCBでも中盤でもプレーできるが、偽サイドバックの役割を担当。アバダが前線に飛び出すなかで定期的に中盤の位置に入った。
選手交代が相次いだ終盤にはCBへ移動。26歳のユーティリティ性がロジャーズ監督へのアピールになったのは間違いない。シーズンを通して有用なオプションになるはずだ」
3人ともプレミアリーグに所属するウルヴス相手に好パフォーマンスを見せたと評価されていた。
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セルティックは8月5日に新シーズン開幕戦を戦う。