ブレーブスがロイヤルズとトレード 好守のニッキー・ロペス獲得

日本時間7月31日、ブレーブスはロイヤルズと1対1のトレードが成立したことを発表した。ブレーブスが獲得したのは俊足好守の内野手としてロイヤルズで5シーズン活躍してきたニッキー・ロペス。ブレーブスは内野のレギュラー全員がオールスター選手であり、ロペスは内野のバックアップを務めることになりそうだ。対価としてロイヤルズへ移籍するのは左腕テイラー・ハーン。レンジャーズからDFAとなり、金銭トレードでブレーブスに加入したばかりだが、今度はロイヤルズへ移籍することになった。

現在28歳のロペスは今季がメジャー5年目。今季開幕時点のサービスタイムは3年139日だったため、FAになるのは最短でも2025年シーズン終了後であり、ブレーブスはロペスを2年半保有することができる。メジャー3年目の2021年に打率.300、22盗塁、OPS.744というキャリアハイのシーズンを過ごしたが、昨季は打率.227、13盗塁、OPS.554と成績が大幅ダウン。今季はここまで67試合に出場して打率.210、0本塁打、13打点、4盗塁、OPS.603を記録している。今季は一塁、二塁、三塁、遊撃、左翼と5つのポジションで出場し、守備防御点がマイナスになっているポジションは1つもなく、合計+9と好守が光る。

現在28歳のハーンはロペス同様に今季がメジャー5年目で、FAは2025年シーズン終了後。今季はレンジャーズで4試合に登板して防御率10.29と結果を残せず、日本時間7月20日にDFAとなり、5日後にブレーブスへの金銭トレードが決まった。しかし、ブレーブスでも1試合で防御率108.00(一死しか取れず4失点)と炎上し、今季2度目のトレードでロイヤルズへ移籍することに。ブレーブスとしては、レンジャーズからDFAされたところを金銭トレードで拾い、トレード要員として活用した形となる。ハーンは2021年から2年連続で6勝を挙げた実績があり、トレード・デッドラインで売り手に回ることが確実なロイヤルズでは活躍のチャンスがありそうだ。

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