佐賀県代表・有田第1団 ボーイスカウト世界大会へ 中学生7人、韓国で野外活動

ボーイスカウトの世界大会に参加する有田第1団の中学生7人=有田町の菅野公園

 ボーイスカウトの有田第1団(大串和夫団委員長)に所属する中学3年生7人が8月1日から12日間、韓国で開かれる世界大会に参加する。世界中から集まる同世代の仲間と野外活動を通して交流する7人は、出発を前に「たくさん学び、友達をつくりたい」と胸を躍らせている。

 「世界スカウトジャンボリー大会」は4年に1度開かれ、25回目となる今回は韓国全羅北道の干拓地セマングムが会場となる。169の国・地域から約3万5千人、日本からは約1200人が参加。有田第1団の7人は佐賀県代表として隣県のメンバーと班を組み、キャンプやスポーツなどさまざまな野外活動を体験する。

 24日に有田町大野の菅野公園で出立式と壮行会があり、栗山昇教育長は「貴重な経験。一回りも二回りも成長されることを期待しています」と激励した。メンバーを代表して有田中の奥村晴さんが「世界中から何万人と集まるのが楽しみ。言葉は通じないかもしれないけれど、交流を通していろんな文化や知識を学びたい」と決意を述べた。(青木宏文)

 他のメンバーは次の通り。(敬称略)

 松本卓磨、下野巧聖(以上有田中)吉永朋史、佐々木叶太(以上西有田中)西川礼軌(武雄青陵中)福田結大(南波多郷学館)

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