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長崎県南地区の小学生の親子が29日、東彼川棚町百津郷の日本ハムファクトリー「長崎浪漫工房」でソーセージ作りに挑戦した。
食の安心・安全や地元食材への関心を高めようと、県が夏休みに、各地の食品製造業者の協力で開いている。11組22人が参加した。
同工房の中村満弘さん(53)の指導で、参加者は九州産の豚ミンチと五島灘産の塩、スパイスを混ぜ合わせた。水鉄砲のような形の「ハンドスタッファー」という充塡(じゅうてん)機で、羊の腸に肉を詰め、10センチほどにひねり、ソーセージの形に整えた。加熱後、氷水で冷やして仕上げた。
長崎市立桜町小3年の入口華さんは「ソーセージが大好きで作り方を知りたかった。夏休みの自由研究にしたい」と笑顔をみせた。
8月19日には県北地区の親子を対象に開く。問い合わせは県食品安全・消費生活課(電095.895.2366)。