インテルのGK補強に暗雲? バイエルンがラヤ獲得失敗でゾマー売却に躊躇か

[写真:Getty Images]

新たな守護神の獲得を目指すインテルだが、なかなか一筋縄ではいかないようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。

元カメルーン代表GKアンドレ・オナナら3人のGKがクラブを去り、新守護神の補強が急務となっているインテル。ここ最近はプレシーズンツアーで訪れている東京にてバイエルンと交渉を進め、スイス代表GKヤン・ゾマー(34)の獲得で大筋合意に達したと報じられていた。

しかし、バイエルンとしてもドイツ代表GKマヌエル・ノイアーの離脱が続いており、ゾマー売却なら新たGKが必要に。複数の候補が取り沙汰されてきたなか、移籍市場に精通するジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ブレントフォードからスペイン代表GKダビド・ラヤ(28)の獲得を目指して交渉に臨んでいたようだ。

しかし、どうやらこの交渉は決裂。バイエルンの新GK探しは振り出しに戻り、「インテルのゾマー獲得はもう少し待たなくてはならない」状況になったとのことだ。

それでも、インテルとバイエルンのゾマーを巡る交渉はいずれ決着する可能性が高いとみられており、移籍金は400万~600万ユーロ(約6億2000万~9億4000万円)が着地点になると考えられている。

なお、ラヤにはアーセナルも獲得を目指しているとのことだ。

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