中学女子野球の世界一決定へ 小山、栃木で開催 国内外10チーム参戦

小山運動公園野球場で行われた開会式

 【小山】中学女子野球の世界一を決める国際大会「第1回ポニー・ガールズ・ベースボール・ワールドシリーズ」が31日、小山運動公園野球場で開会式を行い開幕した。同野球場と栃木市大平町のエイジェックさくら球場で4日までの5日間、国内外の計10チームが2部門に分かれて熱戦を繰り広げる。

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 競技人口が増加する女子選手に国際大会を経験してもらおうと、日本ポニーベースボール協会が主催した。メインの「15歳以下の部」ではU-15とU-13の日本代表2チームが米国、中国、オーストラリアの各代表チームと激突する。16歳以上の「オープンの部」も計5チームが出場する。観戦はいずれも無料。

 開会式で元プロ野球選手で同協会理事長の広澤克実(ひろさわかつみ)さん(61)は「失敗も成功と捉えて、ネガティブな思いや言葉を使わないでほしい。国や地域のプライドを懸けて楽しく戦ってください」と激励。U-15日本代表チーム主将の福田美羽(ふくだみう)さん(14)が「野球が大好きです。多くの人に感謝し、全力でプレーすることを誓います」などと高らかに選手宣誓した。

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