航空機から「火災に備え消防車の待機を」と連絡 タイヤの空気圧に異常か 無事着陸も滑走路を一時閉鎖 広島空港

消防によると、31日午後8時30分ごろ、広島県三原市の広島空港で、「186人が乗った航空機にタイヤの圧力異常の可能性がある」と出動要請がありました。

広島空港によると、航空機は、台北発広島行きのチャイナエアライン機です。午後7時半ごろ、チャイナエアラインの広島空港事務所から、広島空港のオペレーションセンターに「飛行中の台北便で、タイヤの空気圧が低いという信号が出ている。火災の発生に備え、消防車を待機させてほしい」と連絡がありました。

午後8時50分ごろに、機体は無事に着陸し、滑走路上に停止。およそ30分後にけん引してスポットに入るまで、滑走路が閉鎖されました。

警察や消防によると、火災や機体からのオイル漏れ、けが人の情報はないということです。

飛行機から降りてきた女性は「特に説明もなく1時間程度機内で待っていた。よく状況が分からなかった。怖いというより何が起きてるのかという感じでパニックなどはなかった」と話していました。

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