原爆画像への反応「遺憾」 映画バービーの配給元

 8月11日公開の映画「バービー」を巡り、交流サイト(SNS)の米国の公式アカウントが、ファンらが作成した原爆投下を想起させる画像に配慮を欠いた反応をしているとして、日本の配給元のワーナーブラザースジャパン合同会社は7月31日、「極めて遺憾」とするコメントをSNS上で発表した。

 米国では、バービー人形を題材にした「バービー」と、原爆開発を主導した米物理学者ロバート・オッペンハイマーの伝記映画という、共に21日に公開された対照的な2作品を見ることがブームになり、バービーと原爆投下を結び付けた画像も多くSNSに投稿されている。

 「バービー」の米国の公式アカウントが、X(旧ツイッター)に投稿されたこれらの画像に「思い出に残る夏になりそう」などと反応していた。

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