4年ぶり大輪鮮やか 「小山の花火」2万発

4年ぶりに通常開催された小山の花火(3秒間露光)

 栃木県小山市最大の夏の風物詩「第71回小山の花火」が30日、観晃橋下流の思川河畔を会場に開催され、約2万発の色とりどりの光の大輪が夜空を彩った。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で20年は中止、21、22年は複数箇所での分散型開催となり、従来の会場での開催は4年ぶり。

 打ち上げは午後7時ごろにスタート。スターマインや尺玉連発など大小さまざまな花火が夜空に放たれた。滝のように流れる幅約400メートルのナイアガラの花火でフィナーレを迎えると、県内外から訪れた大勢の観客の割れんばかりの拍手に包まれた。

 小山市、会社員矢野裟理奈(やのさりな)さん(25)は「4年ぶりに友人と来られて良かった。きれいで感動した」、結城市、会社員大木瑠依(おおきるい)さん(25)は「ゆったりと見られて、迫力があった」と満面の笑みを浮かべた。

4年ぶりに通常開催された小山の花火
4年ぶりに通常開催された小山の花火
4年ぶりに通常開催された小山の花火

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