<あのころ>戦災孤児たくましく 靴磨きの少年

1946(昭和21)年8月1日、終戦後の東京の繁華街で大人に混じって靴磨きをする少年。家族や家をなくした戦災孤児は多く、靴磨きや金属類を拾うことで生活費をかせぐたくましい子どもたちが都会にはたくさんいた。48年2月の厚生省の調査によると、戦災などによる孤児は全国に12万3千余人もいた。

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