クラゲの冷やしラーメン、振って交ぜて手軽に 鶴岡・加茂水族館、期間限定で販売

期間限定で販売されている「クラコロ☆ラーメン」=鶴岡市立加茂水族館

 鶴岡市立加茂水族館(奥泉和也館長)は夏限定商品として、クラゲ入りの冷やしラーメン「クラコロ☆ラーメン」を館内で販売している。冷たい中華麺の上に半透明のクラゲがトッピングされており、コリコリとした食感を楽しめる。

 館内のレストラン「魚匠(ぎょしょう)ダイニング沖海月(おきみづき)」の須田剛史料理長が考案。カップの中には中華麺、3、4センチほどの大きさにした食用クラゲ「キャノンボール」とエチゼンクラゲ、薬味が入っている。食べる直前にかつおだしベースのスープを注ぎ、容器を振って具材と交ぜてから食べる。

 商品名を6月にホームページなどで募集し、東京都品川区の男性(54)が、クラゲのかわいらしい見た目から考案した「クラコロ☆ラーメン」に決まった。

 500円で、館内の軽食売店「波の華」で8月末まで販売している。須田料理長は「手軽においしく食べられる。夏の名物にしたい」と話している。

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