気象庁は1日、地点別に7月平均気温の統計開始以降上位のデータ（速報値）を更新した。県内は大船渡など34観測地点中17地点で観測史上最高を記録。気象庁は同日、全国でも平年を示す基準値（1991～2020年の平均）を1.91度上回り、統計を開始した1898年以降で最も高くなったと発表した。
県内で7月の平均気温が最高だったのは、一関と奥州・江刺25.7度、釜石25.6度、大船渡25.1度、久慈23.4度など。大船渡は最高だった2010年を1.3度更新した。盛岡25.0度など10地点は観測史上2番目に高かった。
一関と江刺は25日から7日連続で、最高気温35度以上の猛暑日に。釜石は26日に37.7度を観測した。
