LRT降車後の「脚」実験エリア拡大 宇都宮の電動自転車・キックボードシェア 新たにポート11カ所

LRT沿線で新設されたポート

 【宇都宮】次世代型路面電車(LRT)開業を26日に控え、市は1日、電動アシスト自転車と電動キックボードのシェアリングサービス実証実験地域をLRT沿線に拡大した。

 新たな貸出返却場所(ポート)は、LRT停留場の「宇都宮駅東口」や「駅東公園前」周辺の計11カ所。市体育館や市東図書館のある駅東出張所、LRT沿線から南に約1キロのヨークベニマル簗瀬店などに配置した。

 また自宅などから停留場へ向かう場面で活用してもらおうと、城東2丁目や峰1丁目などの住宅地にもポートを設置。市交通政策課は「LRTを降りてからの端末交通として活用してほしい」としている。

 市は今後、さらに東側の「宇都宮大学陽東キャンパス」停留場まで実験地域を広げ、LRT沿線で計20カ所に増設する。

 利用するには、スマートフォンに専用アプリ「LUUP」をダウンロードし、会員登録が必要。料金は30分165円。支払いはクレジットカードのみ。

LRT沿線で新設されたポート

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