<あのころ>釜ケ崎で暴動 事故処理を発端に暴徒化

1961(昭和36)年8月3日、大阪市西成区の通称釜ケ崎で、群衆と警察が「市街戦」。2日前の死亡交通事故の処理を発端に抗議の労働者らが派出所に押し掛け暴徒化した。群衆は2千人以上に膨れ上がり投石や放火を繰り返し、騒ぎは4日間続いた。警察は装甲車とガス弾で鎮圧。1人が死亡、100人近くを逮捕した。

© 一般社団法人共同通信社