愛犬をお祭りに連れて行ってはいけない理由4つ!迷子や事故の可能性をしっかり考慮して

愛犬をお祭りに連れて行ってはいけない理由

では、なぜ愛犬をお祭りに連れていってはいけないのでしょうか。

1.大きな音を怖がってパニックを起こすことがあるから

愛犬をお祭りに連れて行ってはいけない理由は、大きな音を怖がってパニックを起こすことがあるからです。

大音量で流れる音楽、太鼓の音、花火の音など、優れた聴覚を持つ犬にとっては、恐ろしいほど大きな音です。大きな音に驚いた犬がパニックを起こし、首輪が抜けてしまったり、飼い主がリードを手離してしまったりし、迷子になってしまうことがあります。

迷子になってしまった犬は、その場から逃げようとします。お祭りが行われている場所から遠く離れた場所まで走り去ってしまうことがあります。土地勘が全くない場合、犬自身も今自分がどこにいるのか分からなくなってしまいます。

普段から大きな音を怖がる犬である場合には、絶対にお祭りには連れて行かない方がよいでしょう。

2.手足を踏みつぶされてしまうことがあるから

愛犬をお祭りに連れて行ってはいけない理由は、手足を踏みつぶされてしまうことがあるからです。

人混みの中を犬が歩く時、周りの人が犬の存在に気づいていないことがあります。もしも手足を踏みつぶされてしまったら、捻挫や骨折などの大怪我を負ってしまうかもしれません。

手足を踏みつぶされた犬が驚いて、思わず人の足元に咬みついてしまうことだってあるかもしれません。

犬をお祭りに連れて行く時は、絶対に人混みの中を歩かせない方がよいです。抱っこして歩く、ペットカートを利用するなど対策をしましょう。

3.蹴とばされてしまうことがあるから

愛犬をお祭りに連れて行ってはいけない理由は、蹴とばされてしまうことがあるからです。

人混みの中を歩く時、人同士でもよくぶつかり合いますよね。小さな犬であったらどうでしょうか。蹴とばされて地面に倒れた犬が、今度は踏みつぶされてしまう恐れだってあるのではないでしょうか。

お祭りの人混みの中では、犬にとって、大怪我では済まされないほど大きなリスクを背負いながら歩くことになります。

正直、足元によく注意を払いながら歩いている人は少ないです。まさか犬がいるなんて思いもしなかった、という人もいます。とくに小さな犬は気づかれにくいです。

あまりにも混雑している時は、ペットカートでも上手く歩くことができないほどですし、カートごと押しつぶされてしまうようなことが起こる可能性があります。

4.熱中症になりやすいから

愛犬をお祭りに連れて行ってはいけない理由は、熱中症になりやすいからです。

夜の日差しのない時間帯でも、長時間滞在していると、犬が熱中症になってしまうことがあります。昼間のお祭りは絶対に連れて行かない方がよいです。

お祭りでペットカートを利用する場合には、ペット用の保冷剤を持って出かけるなど熱中症対策をしましょう。

犬のパンティングが激しくなってしまった時は、なるべく早く帰宅した方がよいでしょう。お祭りから帰宅したら、すぐに冷房で涼しくした室内でゆっくり休ませてあげましょう。

まとめ

愛犬をお祭りに連れて行ってはいけない理由を4つ解説しました。

  • 大きな音を怖がってパニックを起こすことがあるから
  • 手足を踏みつぶされてしまうことがあるから
  • 蹴とばされてしまうことがあるから
  • 熱中症になりやすいから

お祭りは犬にとって多くの危険が潜んでいます。迷子にもなりやすいですし、事故も起こりやすいです。

踏みつぶされたり蹴とばされたりなど、犬が危害を加えられてしまうこともありますが、驚いたりパニックになったりした犬が思わず人に咬みついてしまうことだってあります。

お祭りに参加している時、少しでも犬が落ち着かない様子を見せた時は、人混みから外れて休むようにしましょう。

太鼓や花火などの大きな音がするお祭りには、犬は連れて行かない方がよいです。地域の小さなお祭りなど、賑やか過ぎず、人混みの心配もないお祭りに連れて行ってあげるとよいのではないでしょうか。

© 株式会社ピーネストジャパン