長ぐつで熱戦 4年ぶり、アイスホッケー大会 110人が氷上で競い合う

長ぐつアイスホッケーを楽しむ参加者

 【日光】所野の日光霧降アイスアリーナでこのほど、「第20回関東長ぐつアイスホッケー選手権大会」が4年ぶりに開かれた。県内外から110人が参加し、熱戦を繰り広げた。

 長ぐつアイスホッケーは、アイスホッケーのルールを基本にスケート靴の代わりに長靴を履いてプレーする。パックではなくビニール製のボールを使用し、初心者でも気軽に氷上でのスポーツを楽しめる。

 大会はアイスホッケーなど氷上スポーツの発展を目指す「県長ぐつアイスホッケー協会」の主催で開催。今回は本県や東京都、埼玉県などから計8チームが参加した。外は夏の暑さが厳しさを増す中、涼しい屋内では子どもから大人まで、転びながら懸命にゴールを狙って競い合っていた。大会は市内のチーム「ふぉれすといん小倉山」が優勝した。

 同協会の長南哲生(ちょうなんてつお)会長は「4年ぶりの開催にもかかわらず、多くの人に参加していただき大会は盛り上がった」と話した。

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