北海道は5日（土）にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要だ。
中国東北区からサハリンにのびる前線が、5日（土）にかけて北海道付近を南下する見込み。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発となる予想となっている。また、東北や東日本、九州北部は、3日（木）夜遅くにかけて、上空の寒気や湿った空気、日中の気温の上昇の影響で大気の状態が非常に不安定となる見込み。
北海道は5日（土）にかけて、雷を伴った非常に激しい雨が断続的に降り、大雨となる見込み。北海道は、5日（土）にかけての総雨量が、8月の平年1か月分を超える大雨となるおそれがある。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要だ。
■24時間予想雨量（多い所）
4日（金）夕方まで 北海道150ミリ
5日（土）夕方まで 北海道100～150ミリ
また、東北や東日本、九州北部は3日（木）夜遅くにかけて、局地的な非常に激しい雨に注意が必要となる。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要で、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。降ひょうのおそれもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要だ。
