福井県福井市の一乗谷朝倉氏遺跡をろうそくでライトアップする「越前朝倉万灯夜」が、8月19、20日に開催される。運営を担う周辺7地区の住民でつくる「夢・創造足羽会」は、福井市民の歌を歌うダ・カーポを迎えたコンサートを19日に企画、北陸新幹線県内開業に向け認知度向上や観光客増加を図る。福井県に特化したクラウドファンディング（CF）サービス「ミラカナ」で支援を8月17日まで募っている。
約1万5千個のろうそくで遺跡を照らす万灯夜は、4年ぶりに通常開催される。今回20回目の節目を盛り上げるコンサートは午後4時半から同遺跡内の特設ステージで。ダ・カーポと足羽第一中学校の生徒が市民の歌「わたしのまち ときめきのまち」を合唱し、同校ブラスバンド部も演奏で花を添える。
支援募集には市のふるさと納税型CF「ガバメントクラウドファンディング」事業を活用。アーティストの出演料や運営資金に充てる。目標額100万円を達成し、さらなる支援を募っている。寄付額に応じ地元の銘酒とおつまみセットや笏谷石の酒杯セットなどが贈られる。
支援はCFサイト「レディーフォー」で受け付け中。問い合わせは同市まち未来創造課＝電話0776-20-5230。
⇒【支援はプロジェクトページ】“わたしのまち ときめきのまち”プロジェクト
◇ミラカナとは 福井県に特化したクラウドファンディング（CF）サービス。県内でプロジェクトを始める人の資金調達を応援するプラットフォームとして福井新聞社、福井銀行、福邦銀行が連携。CFのレディーフォー、応援購入サービスのマクアケいずれかを通じて支援・購入を募る。累計支援額は1億7千万円、プロジェクトの達成率は92%（数字は2023年3月末時点）。
⇒クラウドファンディング「ミラカナ」トップページはこちら
