広島市内の中高生が被爆地ヒロシマの復興にサッカーが果たした役割を演劇にして発信しようと取り組んでいます。
演劇のモデルとなっているのは修道高校出身で被爆者でもある下村幸男さん。サッカー元日本代表のゴールキーパーです。
サンフレッチェ広島が下村さんを主人公に被爆地の復興に希望を与えたサッカーのもつ力をテーマに製作したアニメを題材にしました。
作った演劇は紙芝居形式で修道中高の生徒たちが朗読。下村さんが見つめる中、練習にも熱が入ります。
下村幸男さん(92)「色んなスポーツが盛んになって世界の平和と結びついている。非常にいいことじゃないか」
修道中学3年 藤村英輝さん「平和をこれからの世代に向けて伝える必要があると思います」
この演劇は原爆の日の8月6日に上演されます。