”知る人ぞ知る” 広島みやげ お盆の帰省シーズン前に販売会始まる 「広島の新しい魅力を発信」

お盆休みの帰省を前に、広島市のデパートで「知る人ぞ知る」広島みやげを集めた販売会が3日、始まりました。

福屋八丁堀本店の地下特設会場で始まった「ララいいもの広島」プロジェクトの販売会です。専用のサイトで消費者から募った「広島の隠れた逸品」など約40点が並びます。

近藤志保 記者
「こちらは尾道にある生姜加工メーカーが本気でつくったというクラフトコーラです。生姜のピリッとしたのがきいておいしいです」

尾道市にあるイトク食品の「クラフトコーラ」は、蒸し生姜を広めようとおよそ1年かけて商品化したそうです。

イトク食品 小倉一洋 代表
「首都圏の方でブームになっているクラフトコーラに蒸し生姜を入れようと、そうすることによって、平熱体温を上げてもらいたいという気持ちでつくりました」

三原市大和町の「よがんす白竜」の日本酒は、原料の米を育てた田んぼの住所の番地が、商品名になっています。

よがんす白竜 高東浩昭 社長
「田んぼの番地の違いによってですね、味が変わるのではないかと我々が始めて、実際につくってみて本当に味が違ったというお酒でございます」

安芸高田市の川根柚子協同組合の「柚子ヴぁたーケーキ」には、地元でとれた柚子の果汁や皮などがふんだんに使われています。「ララいいもの広島」の販売会がスタートした去年から取り扱われています。

川根柚子協同組合 企画・営業 熊高順八 部長
「なかなか情報発信をするということが課題ですが、ララいいもので発信していただくというのは非常にありがたいですね」

福屋 食品課 三島諒祐 係長
「県内県外のお客さまに帰省みやげとしてお買い求めいただいて、広島の新しい魅力をお伝えできればなと思います」

「ララいいもの広島」プロジェクトでは、今後、消費者と生産者との商品開発も予定しているということです。販売会は9日まで開かれます。

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