富士山富士宮ルートで救助要請3件 発熱、転倒、低体温症…警察「無理のない登山を」=7月26日

富士山富士宮ルートでは7月26日、救助要請が相次ぎ3件を数えました。

26日午前4時ごろ、富士山頂で宿泊していた東京都荒川区の男性(69)が発熱のため救助要請しました。午前9時50分ごろには、愛知県田原市の農業の男性(71)が9合目付近を下山中に転倒、左膝を切るけがをしていると8合目の富士山衛生センターから救助の要請がありました。さらに午後2時すぎには、9号5勺付近で中学校単位で富士登山に来ていた大阪府高槻市の中学2年生の女子(13)が低体温症状になったとして富士山衛生センターからの連絡が警察にありました。

いずれも富士宮警察署の山岳遭難救助隊などが現地に向かい、それぞれ救助しました。静岡県警は夏の富士登山について気温の変化や高山病、滑って転倒することがあり得るとして、計画的で無理のない登山をするよう呼び掛けています。

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