可愛い“うちの子”を、形あるものにして残したい…!そんな飼い主の希望を叶えるサービスや商品を試してみました。
ショップに写真を送付するだけでOKのオーダーメイドクッション。
さらに、自分で簡単に作れるグッズとして、セリアの「オタ活グッズ」を利用したキーホルダーの作り方も解説します。
ギュッと抱きしめたい…写真を送るだけでそっくりクッションが作れる!
冒頭から私事で恐縮ですが、実は筆者の飼っていた2匹の猫のうち1匹が先日、天国へ旅立ってしまいました…。
高齢猫だったので体調を見守りながら覚悟していましたが、闘病中は特に「オリジナルグッズを作って、いつでも触れられる形で残しておきたい」という気持ちが強くなりました。
【ワールドライド百貨店】オリジナルペットクッション/4,330円(税込)
※価格はサイズと印刷のタイプによって異なります
簡単に作れるグッズとして、まずは写真プリントのクッションを紹介します。
「ワールドライド百貨店」のオリジナルペットクッションは、Amazonから注文が可能です。
サイズは「30×30cm」から「70×70cm」まで10cm刻みで5パターン。片面印刷か両面印刷、いずれかを選べます。
筆者はわが家の猫のサイズに近い「50×50cm」の両面印刷にしてみました。
こちらの商品は、日本で画像データを作成して、海外の工場で作ったものを国際便で発送するそう。
筆者の場合、Amazonで表示されていた納期よりも、実際に届いた日は若干早めでした。
納期は注文の時期や住んでいる地域によって前後しますので、「楽しみにして気長に待つ」くらいのスタンスがいいかもしれません。
写真を選定!可愛いポーズやアングル探しに迷うのも楽しい
まずは、クッションにしたい写真を用意します。
とはいえ相手はペット…イメージ通りに撮影するのは至難の業なので、これまでの豊富なペット写真から選んでいきましょう。
正方形を基準にペットの形にくり抜くので、真四角に近いポーズがいいのかな、と思いました。
そういう点でもお座りポーズはいいですね。
脚や耳、尻尾の特徴を残したいなら、横向きポーズが◎。
ただし、どの写真も耳や尻尾の端が微妙に切れてしまっているのが少し気になります。
多頭飼いなら複数匹が揃っている1枚もいいかもしれません。
クッションは抱きかかえることが多いので、「抱きかかえたくなるポーズ」もおすすめです。
たとえば亡くなったハチワレ猫は、ピンク色のお腹がチャームポイント。この部分をクッションにしてなでなでしてみたいですね。
実際に作った人のレビューをいくつか見てみると、顔だけをくり抜いたものも可愛いなと思いました。
写真を選んだら、注文にうつりましょう。注文方法について説明します。
Amazonで注文した後は、お店から来る案内メールにしたがって、所定のメールアドレスかフォームに写真を1点添付して送ります。
送信後、お店の方から「これでいかがですか?」と細部に修正を加えた画像の提案を受けました。
全体の明るさと、気になっていた身体のパーツの「欠け」部分を、とても上手に修正してくださいました。
OKであれば、メッセージで正式に依頼(ちなみに無料で修正依頼ができるのは1回のみです)。
迅速かつ丁寧な対応で、まったく問題なく2回ほどのやりとりで発注が完了しました。
完成したクッションが届いた!
ちなみに発送業者はチャイナポスト(中国郵政)。
日本郵便と提携しているので、国内に届いてからは日本郵便の荷物追跡でトラッキングIDを入力すると、配送状況が確認できます。
筆者は初めての海外通販利用で少しドキドキしましたが、トラブルなく無事に到着!
さっそく派手派手なパッケージの国際便を開封します。
外側から触ってみると、すでに弾力がありました。
じゃーん!完成品が現れました。
ハチワレ猫のチャームポイント、ピンクのお腹をそのまま再現。
「ぶさ可愛い」表情もたまりません。
よく居たイスの上に置くと、生きていた頃と錯覚するほど。
ちなみにクッションの表面は毛足の短いなめらかな起毛素材で、洗濯もOKです。
細めのファスナーが付いており、開けるとぎゅうぎゅうの中綿が見えました。
実は元の写真データでは左耳の先端部分が少し欠けていたのですが、右耳のデータを利用して補完したとのこと。
とても自然な形に仕上がっていました。
クッションは背の厚みがしっかりあるのが嬉しいポイント。
抱いてみると…。あたたかくて柔らかいので、思わず涙がぶわっと出てきました。
それくらいリアルなサイズ感です。
ハチワレのクッションを、きょうだい猫のキジトラ白に引き合わせてみました。
分かっているのかは、人間には分かりません。でも筆者と遊んでいると、甘えてクッションのハチワレと偶然同じポーズで寝っ転がってくれました。
寒い季節になったら、寄り添って眠ることもあるかもしれませんね。
材料費1個150円。コンビニ&100均商品で手軽に作るオリジナルキーホルダー
さて続いてはリーズナブルで手軽なキーホルダーを作ってみます。
【セリア】オリジナルフォトインキーホルダー/110円(税込)
セリアの「オリジナルフォトインキーホルダー」は、推し活グッズ売り場にあります。
筆者は「四角大」「丸大」「ハート」の合計3種類を購入しました。
四角と丸には一回り小さいバージョンもあるほか、長方形や「トレカサイズ」、細長い「銀テープ用」というバリエーションも。
キーリングはカラビナ風に開閉する「ゲートタイプ」と「リングタイプ」の2種類が付いています。
好みの紙を入れフタを押し込むだけで、オリジナルキーホルダーが完成します。
中に差し込めるサイズについては、パッケージ裏面にわかりやすい説明書きがありますよ!
両面使えるので、1個あたり2枚用意しましょう。
セブン‐イレブンのプリントサービスで写真を出力してきました
写真の出力は、コンビニの端末を使った「分割プリント」が最適です。
筆者は、セブン‐イレブンのマルチコピー機で試してみることに。
プリントしたい写真を選び、USBメモリに保存してお店に向かいます。
端末にお金を入れて「プリント」機能を選び、「写真プリント」を選択。
その後に写真のサイズや分割方法を指定していくのですが、1つ注意点を。端末側の操作で、画像の切り出し箇所を選ぶことはできません。
したがって、例えば「元の写真データは長方形だけど、正方形で分割プリントしたい」などの場合は、可能な限り元データを加工しておくほうが確実です。
USBメモリのほかにもデータを登録する方法はいくつかあるので、事前に公式サイトで最適なやり方をチェックしてみてくださいね。
・セブン‐イレブン公式サイト
L判は1枚40円、2L判は1枚100円です。
筆者はL判で長方形に2分割したものを3枚、合計6種類の写真をプリント。料金は120円でした。
写真の中の切り出したい位置を決めたら、フタを重ねて外側をなぞります。
描いた線の0.5mmほど内側あたりを切り取ると、キーホルダーにフィットしました。
ついに完成! うちの子のオリジナルキーホルダー
フタをカチッと閉めたら完成です!
3種類の“うちの子”キーホルダーは、裏返すとまた別のデザインに。
2匹の猫ちゃんの可愛い顔はもちろん、肉球やマズルを愛でられるバージョンがお気に入りです。
ハート型でマズルのアップ写真を入れたキーホルダーをトートバッグのファスナーに
付けてみました。
世界で1つのオリジナル!
バッグを開けるたびにハッピーになれそうです♪
“うちの子”グッズとして、クッションとキーホルダーを作る様子をレポートしました!
特にクッションのリアルさは感動もの。
いまも膝の上に抱いて、なでなでしながらPCの作業をしています。
キーホルダーはペット以外にもいろいろな対象で作れそうですね。
「いつでも一緒にいられる」幸福感に浸れるので、ぜひチェックしてみてください!
(ハピママ*/ ユキッ先生)