愛媛県松山市の児童館では「宿題を終わらせるDAY」というイベントが開かれ、参加した児童が大学生と宿題を片付けました。
松山市の「南部児童センター」が企画したイベントには、児童14人が参加し、持ち込んだ宿題を小学校の先生を目指す大学生2人が見守りました。
最初は窓越しのセミ時雨も気にせず集中していた児童たちですが、徐々に散漫になってくると、学生は声をかけたり解き方をアドバイスしたりするなど、先生役を務めていました。
学生:「何か上にヒントがありそうだけど」
児童:「あれか!」
学生:「みつけた?」
児童:「これこれ」
(参加した児童)
「勉強も結構早く進む、いつもよりも」
「難しいところを教えてもらって分かりやすかった」
(愛媛大学教育学部3年・藤田美有さん)
「小学生に教えるとなると難しいところもあるが、子どもたちから学ぶこともあって、勉強させてもらっている」
また、南部児童センターでは、午後6時から9時まで集会室を中高生向けの自習スペースとして開放していて「夜、集中したい人は気軽に利用してほしい」と呼びかけています。