3日連続同じ“肉の無人販売所”で盗難被害 サーロインなど計100点以上 大胆な犯行…一部始終が防犯カメラに 浜松市中区

浜松市中区にある肉の無人販売所で3日連続大量の肉が盗まれました。その品数は100点以上、店の防犯カメラには大胆な犯行の一部始終が映っていました。

8月1日午前1時すぎ。無人販売所に入ってきた1人の人物。1分程 店内を見て回った後、冷蔵庫から肉を取り上げ持参したバッグに入れ始めます。その後、次々と大量の肉をバッグに入れたこの人物は、精算をすることなく店の外へ。わずか4分間に1万円以上の肉を盗んだのです。さらに、店の被害は続きます。容姿が似ている人物がその翌日。さらにその翌日の深夜と3日連続で現れたのです。入店してすぐ迷う様子もなく持参したバッグに大量の肉を詰め込みます。そして、いずれの日もわずか数分間に3万円以上の肉を盗み逃げ去っていったのです。

被害にあった浜松市中区の肉の無人販売所「おウチdeお肉浜松高林店」です。

(清水 将光 記者リポート)

「肉の窃盗は一度だけでなく、同一犯とみられる人物に3日連続4回行われていて、こちらのお肉は全て盗られてしまったということです」

店のオーナーは商品の数とレジのデータが合わないことから窃盗の被害に気付き、防犯カメラを確認すると犯行の一部始終が映っていたといいます。

(おウチdeお肉浜松高林店 後藤 雅英 オーナー)

「2日目ですね入店して10秒で商品を(バッグに)入れてますね」「本当にほかのお客さんが来るん じゃないかとかキョロキョロす る様子もなく変に落ちていてい るというか」「ごっそり持っていっているんで」

(おウチdeお肉浜松高林店 後藤 雅英 オーナー)

Q.どんな商品が盗まれた

「焼き肉用の肉、馬刺し、キンパって韓国料理」「(3日間で)だいたい9万円近 くです」「レジには目をくれず、そのまま出 ていくところが確信犯でかなり 悪質だと思った」

3日間で盗まれた商品はサーロインステーキなど高額な商品も含む計100点以上。卑劣な犯行に無人販売所のオーナーは怒りがこみあげてくるといいます。

(おウチdeお肉浜松高林店 後藤 雅英 オーナー)

「やはり怒りですよね」「店舗の売り上げとして9万円は 大きい数字、それを万引きされてしまうと赤字になってし まう」「きょうもそうなんですけどまた夜来るんじゃないかいうストレスというか、なかなか寝られないというか」「犯人に言いたいことは、とにかくお金を返せというのと、 早く自首してくださいとそこに 尽きますね」

店では警察に被害届を出しています。

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