六甲ライナー運行管理係員、休憩1時間多く取得 車両トラブル発生時に仮眠で発覚

神戸新聞NEXT

 神戸新交通は4日、六甲ライナーの運行を管理する運輸司令所の係員が、土日祝日の休憩を規則より1時間多く取っていたと発表した。7月1日に車両トラブルが起きた際、業務時間帯の係員3人のうち1人が仮眠していたため発覚した。

 係員は3人1班で勤務し、24時間ごとに班が交代。日中の休憩は規則上2時間だが、全3班とも土日祝日は3時間に増やしていた。「漫然とやっていた」と話す係員もおり、いつからの慣例かなどは不明。実態を調べるとともに、外部の専門家の意見を聞いて処分も検討する。(井沢泰斗)

© 株式会社神戸新聞社