「シティーハンター」×「鬼滅の刃」=夜まで遊べるニジゲンノモリ 潜入ゲーム、ウォークイベント

アニメ鬼滅の刃のシーンが投影されるプロジェクションマッピング=ニジゲンノモリ

 夏休みを迎え、兵庫県淡路市楠本のアニメ体験型テーマパーク「ニジゲンノモリ」で、二つの新たなイベントが始まった。映画「劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」とコラボした潜入ゲームと、昨年も開催した人気アニメ「鬼滅の刃」の世界観を体験できるウォークイベントの第2弾。家族連れらでにぎわいそうだ。(中村有沙)

■警備の目かいくぐるスリル体感

 ニジゲンノモリは2017年7月、県立淡路島公園内に開園。総合人材サービスのパソナグループが運営している。

 シティーハンターは1985年から週刊少年ジャンプで連載された。今回は、その新作映画が9月に始まるのを記念し、コラボイベントとして企画した。同作品は海外で人気が高く、インバウンド(訪日客)受けも狙う。

 イベントは敵の研究機関への潜入を目指すゲーム。参加者は最大4人一組でタブレットを持ち、表示されるミッションをクリアしていく。エリア内に巡回する警備員がおり、見つからないようにしながら進むスリルを味わえる。

 ほかに、作品に登場するキャラクターのパネルと写真を撮れるスポットもある。

 11月12日まで。午前10時~午後6時。大人2千円、11歳以下千円。

■シーン投影、物語世界を疑似体験

 鬼滅の刃のイベントは、昨年4月に初めて開催。当初は同9月までの予定だったが、好評だったことから今年1月まで延長した。そうした流れを受け、新たに第2弾の開催を決めた。

 メインは昨年と同様、日没後に同公園内の森林で約1.2キロのコースを歩く「ナイトウォーク刀鍛冶の里」。コース内の岩や木々の間に張った布に、プロジェクションマッピングでアニメのシーンが投影され、物語の中に入り込んだような感覚を体験できる。

 テーマになっている物語は昨年と異なり、今年は「刀鍛冶の里編」。昨年よりも投影場所を増やし、より臨場感を高めた。

 日中は公園内に設置したキャラクターパネルを回る謎解きウオークを催す。

 来年1月まで。謎解きは午前10時~午後4時半、ナイトウォークは日没~午後8時45分。ナイトウォークは大人3300~3900円、11歳以下1500~1700円(時期によって変動)など。ニジゲンノモリTEL0799.64.7061

© 株式会社神戸新聞社