栃木で「幸水」収穫大忙し 11月にかけ、「豊水」「にっこり」も続々

収穫期を迎えている幸水

 【栃木】岩舟地区でナシの出荷が始まり、生産者の農園では「幸水」の収穫作業に追われている。

 JAしもつけの岩舟町静和梨生産出荷組合には17人が加入している。同組合では例年より1週間ほど早い7月30日に幸水の初出荷を迎えた。11月にかけて「豊水」「にっこり」などの品種が収穫期を迎え、東京などの市場へ出荷される。

 岩舟町静和、黒田英昭(くろだひであき)組合長(53)の農園では5品種を栽培している。3日は家族3人で作業を進め、約100キロ収穫した。「今年は糖度が高いものができている。直売をしている農家が多いので足を運んでもらいたい」と話した。幸水の収穫は8月下旬まで。

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