宇都宮市中心部の夏の風物詩「オリオン七夕まつり」(同実行委員会主催)の開催に向け3日、色鮮やかな七夕飾りがオリオン通りにお目見えした。
商店街振興などを目的に1949年に始まった祭りで、今年の実施期間は4~7日。通り沿いの商店や市内の企業、中学校などが七夕飾り35点を出展する。
3日は取り付け作業が行われ、短冊を下げた竹飾りや空き缶で作られたバトン飾りが、全長500メートルのアーケード空間を彩った。
母親と買い物に訪れた同市材木町、中学2年大海(おおうみ)カレンさん(14)と妹の小学5年マリアさん(10)は「空き缶で作ったものはリサイクルになっていい。七夕飾りが風に揺れて、夏を感じるし、商店街に活気も出ている」と笑顔で話した。