今回は2023年夏の100均キャンプギア特集です。キャンプブームがあったおかげでたくさんのキャンプギアが作られて色々安く選べる時代になりましたが、ダイソー(DAISO)からチート級の安さの新商品が登場しておりましたので、ご紹介していきます。
ダイソー【1】アルミテーブル 税込1,100円
まず一つ目はアルミテーブル。お値段は税込1,100円です。
【アルミテーブル】薄くて軽い組み立て式テーブル
ウルトラライト系のブランドが作ったかのような随分と洗練されたデザインをしております。
薄い!そして軽い!ケース込みで 279gです。
全て薄いアルミ板で作られていて、この状態から組み立てるんですね。
アルミ板は、力を入れようものなら簡単に曲がってしまうと思います。
繊細な感じのテーブルだなという印象ですが、最後に中心に向かってスライドさせると完成です。
こうするともうバラバラにならないと思いきや少しずれますね。やはり繊細。
ただ、フォルムは美しい。すごく無機質な感じでまた軽い。
耐荷重10kg。案外下に向けてかかる荷重には強そうな感じもします。
8kgのダッチオーブンを置いても大丈夫。少し揺らしてみると、意外と華奢なようで強度はあるようです。
SOTOのアルミテーブル「フィールドホッパー」と比較
SOTOのフィールドホッパーと比べてみましょう。
圧倒的にSOTOの方が組み立てるのは楽です。
天板のサイズは同じくらい。高さはダイソーの方がちょっとあるのと、天板に出っ張っているところがあるから、隅の方にものを置くときに邪魔になりそうではあります。
小さなランタンでも置いて食器を置いたらこんな感じなので、まさしく一人用のコンパクトテーブルです。
そして、やはり雰囲気は悪くありません。こういったキャンプギアたちと一緒に合わせても安っぽい感じがあまりしない。
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これだけ薄くコンパクトになりますので、コンパクト装備にこだわりたいなという人には合いそうですよね。
ダイソー【2】ケースごと茹でられるたまごケース 税込110円
次は110円のアイテムです。ケースごと茹でられる卵 ケースです
ケースごと茹でられるたまごケース
卵ケースとしてLサイズまでの卵を1個2個入れて持ち運ぶことができるんだけども、ケースから出さずにそのまま茹でることもできるように作られています。
材質はポリプロピレンで耐熱温度 100℃。
紐がついているのが便利そう。2個繋がっておりました。
紐をほどけば、ケース自体は外れるから何個でも連結できる。
卵ケースって2個入りか4個入りか6個入りが多いから人数が奇数の時って1個余るんですよね。
卵だけの用途で考えたらこれならソロで行く時は1個だけ持っていけばいいし、3人家族ならもう1個買って3個入りのケースにすることもできます。
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見た目もシンプルだしこんな風に使えるならいいですよね。
実際にそのまま卵を茹でてみた
家にある卵はMサイズくらいですが、LサイズまでOKというだけあって余裕で入ります。
ソロキャンプで卵1個でいいって言うならこれで持っていけばいいわけですね。小さなクーラーボックスの隅っこにもこれなら入れやすい。
そのまま茹でられるってところがいいですよね。
動かしたい時とか終わって引き上げたい時も、この紐で持ち上げることができます。
紐を出しておいたらお湯が紐を伝って垂れてしまいました。
外だったら多少垂れてもいいような気がしますが、家で周りを濡らしたくないという人はヒモを鍋の中に入れておいた方がいいですね。
あとは中の卵が割れたりしにくいと思うので、それもいいですね。
ダイソー【3】蓄光タイプ ロープストッパー 各税込110円
続いて蓄光タイプのロープストッパーです。
三角形2個入りと、棒型4個入りの2種類が売っていました。
これは地味に便利ですよね。夜トイレ行く時とかにだいたいどっかのロープに引っかかりますもんね。
テントでガイロープ張ってさらにタープもつけてたりすると足を引っ掛けるための罠ってぐらいの数になる時があるので、いっぱいロープを張っている人はこういうのをつけとておくと便利なんじゃないかなと思います。
日照時間や天候で異なりますということですが、試しに電気を消してみましょう。
ずっとこの強さで光ってるわけではないですが、これは暗くなった時にわかりやすくていいですね。
ロープを通してみます。ロープはよくある4ミリのやつです。
いいじゃないですか。
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どちらも結構大きいので、ファミリーサイズのテントやタープのガイロープに向いてるんじゃないでしょうか。
ダイソー【4】メスティンハンドル 税込110円
続いてはメスティンハンドルです。
筆者は替えのハンドルが必要になる事ってそんなになかったんですけど、皆さんどうなんでしょうか。
お店でたくさん並んでたので、たくさん売れるほどハンドル壊れちゃう人多いのかな。
ちなみにこれは1合用のミニメスティンのハンドルですが、1.5合用とかラージ用もありました。
すぐ出てきた一合用がダイソーの770円のブラックタイプです。
筆者は550円のアルミのメスティンを結構使い倒しましたが、ハンドルが破損することはありませんでした。強いて言えば焚き火にかけたりすると、チューブが溶けたりとかはあるかもしれません。
ちょっと曲がったりしたとしても、ぎゅってやれば直せるので、壊したりなくしちゃった人用だと思います。
ただ色がグレーだから、もしかして着せ替え的な見た目が変わってリフレッシュみたいなところもあるんでしょうか。
同じダイソーなんだけど微妙に形は違いますね。
つけてみると、ちょっと雰囲気変わっていいかもしれないな。
全部ブラックがシックでいいなと思ったけどグレーもおしゃれな感じに見えますよ。
もともとついていたハンドルと、見た目の雰囲気も変わってこれはこれでいいかもしれないなと思いました。
ダイソー【5】USB式黒電話型扇風機 税込550円
次はUSB式の黒電話型扇風機、スマホスタンド付き。
昨年レトロな昭和シリーズみたいな小型扇風機をご紹介しましたが、今回買ったのはどうやらこのシリーズの新型のようです。ダイソーの扇風機開発チームの方々は遊び心があるんでしょうね。
しかしどうして黒電話にしたんだろう。筆者は小さい時に実物を見たことがありますが、若い人たちは圧倒的に知らない割合が多いと思うので一応説明しますと、「据え置き方の電話機」です。
ダイヤルを指でジーって回すので、この回し具合を見て扇風機にいいんじゃないかって思ったのかな?
これはビジュアルだけでちょっとテンションが高まるぞ。
これは本当に可愛いですよ。部屋に置いておいてもいいぐらいだな。実物見ると予想以上に可愛い。
電話線の代わりにUSBケーブルがついてるので、モバイルバッテリーを使えばアウトドアに持っていくこともできますね。
サイトにこれを置いて使ってると、なかなかの存在感です。
スイッチのボタン1を押すと回るそうです。ボタン1スイッチになっていて残りはダミーですね。
これは微笑ましくなる扇風機ですね。もう1回押すと消える。風量調節もなく、風の強さは小さなハンディ扇風機ぐらいなのですが、全然使えないこともないです。
自分の方に向けてみるとそれなりに涼しいですね 。
本格的なアウトドア扇風機には到底かなわないけど、一応風は来てます。
左右首振りはできないけど上下は向けられます。これでも真正面ではなく斜め上45度ぐらいだから、基本的に下に置いたりテーブルの上に置いて使うもので、テント内で使った場合はちょっとしたサーキュレーター代わりにもなりそうですね。
音は結構うるさいですが、見た目がいいから許せちゃうな。
あとはモバイルバッテリーで付くかも試しておきましょう。
10,000mAhのバッテリーにさしてスイッチオン。問題なくつきます。
受話器をあげたところががスマホスタンドらしいんですが、ケース入れない状態の薄いiPhoneのミニサイズだと倒れてしまいました。ちょっと厚みのあるケースとかに入ってればここに立つみたいです。無理やり立たせたけどこんな感じですね。
この夏、家でもアウトドアでもこんな扇風機はいかがでしょうか 。
ダイソー【6】ロールタイプペグ収納ポーチ 税込550円
最後がまたすごい。ロールタイプペグ収納ポーチ。お値段税込550円。
本格的なペグケースです。
40cmまでのペグが収納できます。逆に言うと、普段20cmや25cmのペグを使ってるキャンパーさんには向かないペグケースですが、大型のテントやシェルターを使われてるファミリーキャンパーさんにはいいサイズではないでしょうか。
これが550円だけあって100円ショップのアイテム特有のチープ感っていうのがあまりない。
むしろしっかり作られてるなっていう感じです。
困ったことに筆者は40cmのペグを持ってないので30cmのソリッドステークなどを含めてハンマーとロープなどを入れてみましょう。
ソリステが結構ぴったり入るんですね。隣り合わせで入れちゃうと干渉するけど大丈夫そうです。
上下交互に入れてもいいかもしれませんが、そうすると1本1本抜き取るときにこっちだけこっちだっけってなっちゃうから、個人的には全部同じ向きで揃ってた方がいいかな。
あと5本で全部で20本入ります。今15本しかありませんが、こうして入れてみるとかっこいいですね。
ガチャガチャならないのもいいし、使いたい時に必要な本数だけさっと抜き取っていつでも綺麗に整理整頓されてるのでいいかもしれない。
せっかくだからハンマーを入れて、メッシュポケットにはロープ等を入れたりするのに便利そうです。
これを巻いていけばできました。結構渋い感じのデザインでいいですね。
ただ我が家は40cmのペグ使わないので正直このケースは大きすぎるかなと思いますが、そのサイズのペグ使ってるっていう人は550円で見た目もいいしかっこよく整理整頓できるのでいいんじゃないでしょうか。
まとめ
今回は2023ダイソー夏の新作100均キャンプギアをご紹介しました。
一般の製品たちと比べると、値段の割に本格的な作りにこだわろうとしてると感じられるものから、これはおもちゃみたいだけど試してみたくなる値段だと思わせてくれるものまで様々ですね。
どちらにしても、圧倒的に安くてお手軽っていうことに加えて、ここ数年でほんとバラエティー豊かになりましたので、キャンプでちょっと遊んでみたいアイテムを探すには100円ショップのアイテム、改めていいなと思いました。
最後までご覧いただきありがとうございました。