現職の死去に伴う衆院長崎4区補選（10月10日告示、同22日投開票）を巡り、立憲民主党の岡田克也幹事長が4日、出馬を予定する同党の末次精一衆院議員＝比例九州＝の応援で佐世保市入り。市役所前で演説し「党を挙げ、他の野党にも呼びかけて戦う。どうか後押しを」と支持を呼びかけた。
岡田幹事長は、政府のマイナンバーカードと保険証を一体化する「マイナ保険証」を巡る対応や、防衛費増額を「国民無視の政治が行われている」と批判。補選について「厳しい戦いになるがしっかり戦っていく。やがて政権交代が可能な政治を作り出すための第一歩として力を貸していただきたい」と話した。
末次議員は自民党の下で利権政治が続いていると指摘し「長崎から政治を変えるとの思いを持って、地元の声を国会に届けていく」と訴えた。
岡田幹事長は3日、諫早市で山田勝彦衆院議員＝比例九州＝と「青空対話集会」に参加した。
