アーチェリー・古川(青森東高校出)、パリ五輪代表 アテネから6大会連続

 アーチェリーの世界選手権は4日、ベルリンで行われ、男子リカーブ団体で古川高晴(青森東-近大出、近大職)斉藤史弥(日体大)中西絢哉(シーアール物流)の日本は3位決定戦でイタリアに勝ち、上位3チームに入ったことで来年のパリ五輪出場枠を獲得した。全日本連盟の取り決めにより、3人が五輪代表に決まった。

 日本は準決勝でトルコに4-5の僅差で敗れたが、3位決定戦ではイタリアに6-2で勝利した。

 38歳の古川は2004年アテネ五輪から6大会連続の出場。12年ロンドン五輪は個人で銀メダル、21年東京五輪は個人と団体で銅メダルを獲得した。斉藤と中西は初の五輪となる。

 県勢でパリ五輪出場を決めたのは古川が初めて。

© 株式会社東奥日報社