大田原ふるさと大使 元ヤクルト監督、真中さんに委嘱 観光PRなどに一役

ふるさと大使を委嘱された真中さん(左)

 【大田原】市は4日、同日始まった「大田原与一まつり」に合わせ、大田原中出身でプロ野球ヤクルト元監督の真中満(まなかみつる)さん(52)に、市のイメージアップや観光PRを担ってもらう「大田原ふるさと大使」を委嘱した。

 真中さんはこの日の武者行列に、那須与一(なすのよいち)に扮(ふん)して参加するため訪れた。

 市中心部のまつり会場で行われた交付式で真中さんは、相馬憲一(そうまけんいち)市長から委嘱状を、子どもたちから花束などを受け取った。大使としての第一声で「与一まつりに懐かしさを感じる。楽しみましょう」と呼びかけた。

 真中さんは現在、野球解説者などとして活躍。市内小学生向け野球教室で講師をしており、市は市美原公園第2球場を「真中満記念球場」と命名している。ふるさと大使は20組21人となった。

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