100均ダイソーで揃う熱中症対策グッズ9選!夏キャンプを安全に過ごそう

キャンプ場に到着して、最初にするのはテント設営という大仕事。暑さ対策が不十分のままでは、熱中症になってしまう恐れがあります。そこで今回は、100均・ダイソーで手に入る「熱中症対策グッズ」をご紹介します。お手頃価格で揃えられるので、上手に活用してしっかり熱中症対策をしましょう。

テント設営時の熱中症に要注意!100均・ダイソーで対策を

筆者撮影:真夏は日かげでも高温になるので油断できません

一日のうちで最も気温が高くなるのは14時頃といわれ、チェックインをしてテント設営を始める時間帯と重なります。

夕食までに設営を終わらせようと、対策をとらずにあわてて作業を始めてしまうと体に不調を感じたり、熱中症にかかってしまうリスクも。

テント設営中は特に熱中症に気をつけて対策をしましょう。

環境省のサイトで「熱中症警戒アラート」もチェックしよう

水分補給など対処をしても症状がよくならない、意識がはっきりしないなどの症状が続くときは、すみやかに医療機関にかかりましょう。

熱中症の情報は、環境省のサイトなどで調べられます。また、環境省のLINE公式アカウントで友だち追加をすると、「熱中症警戒アラート」の発表や暑さ指数の情報を無料で受け取れます。

熱中症警戒アラートが出ている場合は、中止の判断も含めて慎重に行動しましょう。

キャンプに必要な熱中症対策とは?

筆者が考える、キャンプ中に気をつけたい熱中症対策は主にこちらの4つです。

  • 直射日光を避ける
  • からだを冷やす
  • 水分や塩分を補給する
  • こまめに休憩する

熱中症対策グッズは100均ショップでも購入できます。

今回は、筆者が猛暑キャンプのテント設営時に実際に使って役に立ったダイソーグッズを紹介していきます。ぜひ参考にしてください。

【設営中・休憩時】キャンプで使える熱中症対策・100均グッズ

キャンプ場によっては、日陰がまったくないサイトもあります。日よけのためのタープを張る前はとくに無防備になりがちです。

作業中は日傘をさすこともできないのでどうやって直射日光を避けるかがポイントになります。

また、休憩時は木陰やタープ下に移動し、少しでも涼しいところで休みましょう。

1. 日差しから体を守る「クールタオルポンチョ」

筆者撮影
  • 材質:本体:ポリエステル 100%
  • 商品サイズ:120cm ×75cm ×0.4cm
  • 価格:300円(税込330円)

【使い方】

生地には紫外線防止効果(UPF50+)があります。

前ホックを止めればポンチョスタイル、両端ホックを止めれば袖スタイルと2WAY仕様。水に浸して絞り、数度振ってからつけると涼しく感じます。

【アドバイス】

テント設営のときは袖スタイルがおすすめ。フードをかぶるので、腕や首筋を日差しや紫外線から守れます。

▼筆者おすすめタープ:コールマン「XPヘキサタープ/MDX+」

2. こまめにシュッと使える「冷感ミスト」

筆者撮影
  • 材質:水、メントール、エタノール
  • 商品サイズ:3.8cm ×14.7cm ×3.8cm
  • 価格:100円(税込110円)

【使い方】

衣類の脇や背中、襟ぐりなど汗をかきやすい部分にスプレーします。

【アドバイス】

エタノールの揮発性とメントールの冷感作用でひんやり感じます。

作業の途中で暑くなってきたときにシュッとスプレーしましょう。

3. 冷たい風で涼む!「ミニ扇風機(USB式、保冷剤ポケット付)」

筆者撮影
  • 材質:本体:ポリプロピレン
  • 商品サイズ:本体:13×13×8cm、コード長さ:95cm
  • 電源:DC5V
  • 電流:1段階-250mA 2段階-380mA 3段階-500mA
  • 価格:500円(税込550円)

*保冷剤は付いていません。

【使い方】

USBケーブルをモバイルバッテリーやパソコンなどのUSBアダプターに接続します。

【アドバイス】

風量は3段階。保冷剤を使うとほんのり風が冷たくなります。

ただし、保冷剤は幅約90mm×高さ約105mm以内とサイズの指定があるので要注意です。

4. 昔ながらの「うちわ」は充電不要でハイパワー

筆者撮影
  • 材質:本体:ポリプロピレン、ポリエステル
  • 商品サイズ:19.8cm ×27.6cm ×0.3cm
  • 価格:100円(税込110円)

【アドバイス】

昔ながらのうちわは、広範囲に風を送れるので全身の熱を早く下げたいときに便利。しかも、充電不要なのでいざというときに大活躍。

体にあてた濡れタオルの上からあおぐとさらに効果的です。

【水分・塩分補給】キャンプで使える熱中症対策・100均グッズ

暑い場所でテントの設営作業などを続けていると、汗を大量にかいて体内の水分といっしょに塩分やミネラルが奪われてしまいます。

塩分や糖分を含むスポーツドリンクやキャンディは水分の吸収がスムーズにでき、汗で失われた塩分の補給にも役立ちます。

5. バランスよく栄養補給!「GREEN DA・KA・RA(スポーツドリンク)」

筆者撮影
  • 原材料名:果汁(ぶどう、レモン)、糖類(果糖、砂糖)、食塩、レモンエキス、シークワーサーエキス、うんしゅうみかんエキス、ゆずピール、ドライトマトエキス/香料、乳酸、塩化K、酸化防止剤(ビタミンC)
  • 内容量:600ml

【アドバイス】

塩分と糖分のバランスが考えられているスポーツ飲料は熱中症対策にぴったりです。

多めに用意し、自宅で凍らせてから持っていけば、保冷剤や体を冷やすアイスバッグ代わりにもなり便利です。

▼ポータブル冷蔵庫で冷やしておけばいつでも冷たい!:PowerArQ「ポータブル冷蔵庫 ICEBERG 45L」

6. 手軽に塩分補給できる「塩レモンキャンディ」

筆者撮影
  • 原材料名:砂糖(国内製造)、水飴、食塩/調味料、香料、カロテン色素
  • 内容量:63g(個包装込み)

【アドバイス】

作業中でもなめられるので、こまめに補給を。

最近は「塩」が入ったキャンディやキャラメルなど種類も豊富です。好みのものをチョイスしましょう。

【体を冷やす】キャンプで使える熱中症対策・100均グッズ

外気温が高いとなかなか体温を下げられません。しっかりと冷やしたい場合は冷却パックやアイスバッグも有効です。

7. 叩いてひんやり!「瞬間冷却パック」

筆者撮影
  • 商品サイズ:12.5cm×2.5cm×15.2cm
  • 内容成分:尿素、水
  • 対象年齢:7歳以上
  • 価格:100円(税込110円)

【使い方】

平らなところで、袋の中心部分をたたいて使います。

【アドバイス】

使い捨てですが、氷がなくても冷やせるので便利です。

熱中症対策のほか、打撲や捻挫、発熱のときにも使えます。

8. コンパクトな氷のう「アイスバッグ」

筆者撮影
  • 材質:ポリエステル、塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン、アルミニウム
  • 商品サイズ:13.5cm
  • 価格:100円(税込110円)

【使い方】

注水口から氷や水を入れて空気を抜き、キャップをしっかり閉めて使います。

【アドバイス】

アイスバッグは氷嚢(ひょうのう)とも呼ばれます。水をぬけばコンパクトになるので、いざというときのために救急セットに入れておきましょう。

9. 清涼感でリフレッシュ!「ボディシート」

筆者撮影
  • 材質:シート:ポリエステル、レーヨン
  • 成分:水、エタノール、メチルパラベン、エチルパラベン、ベンザルコニウムクロリド、BG、メントール、ラウレス-6カルボン酸Na、乳酸メンチル、ツボクサ葉/茎エキス、香料
  • 商品サイズ:14cm ×20cm ×0.01cm
  • 内容量:30枚入り
  • 価格:100円(税込110円)

【アドバイス】

汗をかいたなと思ったらボディシートでさっと一拭き。濡れタオルで汗を拭きとったり、シャワーの後に使うとさらに清涼感が得られます。

100均で手軽に揃う熱中症対策グッズ!無理せず安全なキャンプを楽しもう

熱中症対策に役立つダイソーのグッズを紹介しました。

すべて100円とはいきませんが、気軽に手に入るのでしっかり対策してキャンプをしましょう。

万が一、頭痛、めまい、ふらつきなど、少しでも体調が悪いと感じたら、作業を中断し涼しいところで休憩を。

決して無理はせず、安全にキャンプを楽しみましょう。

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