原爆の日を前に平和公園には多くの訪問客 広島市

広島は6日、78回目の原爆の日を迎えます。平和記念式典が行われる平和公園には多くの人が訪れています。

平和公園の原爆慰霊碑には、多くの観光客らが訪問し、犠牲者の冥福を祈っていました。また原爆資料館も朝早くから行列が途切れないほど多くの人が訪れていました。

6日の式典に参列する85カ国の駐日大使ら約140人も、5日午後平和公園を訪れ、原爆慰霊碑に献花し祈りを捧げました。また、広島市職員の案内を聞きながら原爆資料館を見学しました。

トーゴのムヴィ駐日臨時代理大使は「平和な世界を目指す者として資料館に行かないという選択肢はなかった。このようなことを2度と繰り返してはいけないと決意を新たにした。」と話しました。

6日の式典には、112カ国の駐日大使らが参列を予定していて過去最多となる見通しです。

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