古橋が開幕戦でゴール!セルティックが4発快勝で好発進

写真:開幕戦で“らしい”ゴールを奪った古橋亨梧

現地時間5日、スコティッシュ・プレミアシップの開幕節が開催され、古橋亨梧ら日本人選手5名が帯同しているセルティックはホームでロス・カウンティと対戦した。

古橋と前田大然は先発出場、旗手怜央と岩田智輝はベンチからのスタートとなった。小林友希はメンバー入りしなかった。

試合は序盤の17分、昨シーズン三冠を達成したホームチームのゴールで動き出す。前田の放ったシュートのこぼれ球を拾ったグレッグ・テイラーがペナルティエリア内で相手DFに倒されPKを獲得する。これをデイヴィッド・ターンブルが冷静に沈め、昨年王者が盤石のスタートを切った。

その後もセルティックの勢いは止まらない。26分には右サイドで抜け出したリエル・アバダからの正確なクロスに中央で古橋が丁寧に合わせ追加点を奪う。さらに42分にも古橋とのワンツーから抜け出したマット・オライリーのクロスにターンブルがファーサイドで合わせ、前半でリードを3点に広げた。

【動画】開幕戦で見事ゴールを決めたセルティック古橋亨梧

大きなビハインドを背負ったロス・カウンティは60分、1点を返すことに成功する。左サイドのコーナーキックからジョーダン・ホワイトが打点の高いヘディングでゴールネットを揺らし、点差を2点に縮めた。

【動画】ゴールに続きアシストもマークしたセルティック・古橋亨梧

しかしセルティックは73分、古橋のワンタッチでの裏へのパスに抜け出したオライリーがペナルティエリア右から強烈なシュートを突き刺し再び3点差に。追いかけるアウェイチームを突き放す決定的な4点目を記録した。

それでもロス・カウンティは試合終了間際の後半アディショナルタイム5分、右サイドから中に切れ込んだジェイムズ・ブラウンが左足を振り抜くと、このシュートがDFに当たって軌道が変わりゴールイン。厳しい状況の中でも最後まで果敢にゴールを狙う姿勢を見せ続けた。

試合はそのままタイムアップ。古橋にもゴールの生まれたセルティックが開幕戦で昨年王者の貫禄を見せつける結果となった。

なお、前田はフル出場、古橋は79分まで、旗手は67分からプレーしている。ベンチ入りした岩田に出場機会はなかった。

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