ホコ天中心部にぎわう 高岡・七夕まつり

大勢の人でにぎわう歩行者天国=高岡市末広町

 高岡市中心市街地で開催中の高岡七夕まつり(同実行委員会主催、富山新聞社、ラジオたかおか後援)は5日、メインストリートの末広町や末広坂通り、ウイング・ウイング高岡周辺などが歩行者天国となり、家族連れやカップルなど多くの人でにぎわった。

  ●ステージや車両展示

 午後5時の歩行者天国開始に合わせて人が集まり始め、高さ最大13メートルの七夕飾りがライトアップされる午後6時半には、大勢の人が道路を埋めた。来場者は夏の夜空を彩る七夕飾りのアーチをくぐりながら存分に風情を満喫した。

 会場に設けられたステージでは高岡一高ダンス部による軽快な踊りや薫会の民舞、高岡市消防音楽隊の演奏などが繰り広げられた。今回は新企画として警察、自衛隊、消防の車両が展示され、来場者が一緒に写真を撮って楽しんだ。

 歩行者天国に合わせて沿道には多くの露店が並び、唐揚げやたこ焼き、焼きそばなどを味わう人の姿が見られた。田中陽凪さん(8)=同市福岡小2年=は「大きい七夕は迫力があってきれいだった」と笑顔を見せ、一緒に訪れた森日和さん(8)=同=は「ステージのダンスがかっこ良かった。おいしいものも食べることができた」と満足した様子で話した。

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